■空冷911最後のモデルType993のタイヤ交換。
こんにちは!クラフト中川店の安藤です。
ポルシェのフラッグシップモデルとして名高い911。
中でも空冷911最後のモデルとなるType993はファンも多く、市場高騰もかなりのもの(^-^;
"一生モノ"な愛車に出会えることはクルマ好きとして冥利に尽きるといっても過言ではないと
個人的に思うのです。
その愛車を継続的に維持するには相応の時間と管理だったりメンテ諸々オーナーには
負担もかかるのですが、そこを楽しんでこそカーライフは輝きますよね?(笑)
「タイヤもオイルもタダじゃねぇ」某クルマ漫画のセリフでもありますが、
ホントにソレです(笑)
さて、今回ご用命を頂いたメニューはタイヤ交換。
仮に休日のみの稼働だとしても経年に伴うヒビ割れなどの劣化は避けられず、
定期的な交換は必須なんです。
といってもポルシェは年代によってかなり珍しいサイズが装着されているので、
タイヤ探しに難航した方も大勢いらっしゃるはず。
そんな方に朗報?なタイヤが復活…
■ヨコハマタイヤ A-008P。
"P"はPorscheのPからきており、1989年ポルシェの技術認証を取り、ポルシェ911 Type964に新車装着されていた名品。
2017年のジュネーブモーターショーで復活が発表され、
所謂"復刻モデル"な一品。胸を熱くしたファンも多いはずですネ。
フロント:205/55R16
リア:245/45R16
独特なサイズ故、同サイズを手に入れられない状況下では、
サイズ変更等で、愛車と向き合ったオーナー様もいるはず。
規定サイズで履けることは何より嬉しいモノ(笑)
ポルシェ認証タイヤですので、N0マークも刻印されています。
車両性能を最大限発揮出来そうです(^-^)
また、トレッドパターンもかなり特徴的で…
独特な左右非対称パターン。直進時の排水性を求めた4本ワイドストレートグループ。
また、セミスリックのようなトレッド面ではドライ時のグリップも良さそうですネ。
どこか独特な雰囲気のショルダーデザイン。純正ホイールとの相性も最高なA-008P。
パワーを伝えるための適正なJ数と適正なタイヤサイズ…。当たり前のことかもしれないけれど、
全てが計算されている精度の高さをこのワンショットを撮った場面から感じました(笑)
また、先程のショルダーデザインですが、実はイン・アウトで形状が異なるのです(^-^;
コーナリング時の接地圧がかかりやすいよう
アウト側:スクエア
イン側:ラウンド
と内部構造をそれぞれ変えて設計。接地感を求めるうえで欠かせないパートを
網羅しています。
車両にNEWタイヤセットを装着したらトルクレンチを使用して
規定トルクにて締付確認。出庫します(*^^)v
CAR:ポルシェ911 Type993
TIRE:ヨコハマタイヤ A-008P
SIZE:
フロント:205/55R16(N0)
リア:245/45R16(N0)
往年の名品を名車で履く。
こちらのオーナー様もA-008Pの復活を求めていた一人。
求めていた一品に出会えて良かったです(笑)
新品タイヤ時は慣らし運転が必要になりますので、
最初はゆっくり目の運転でお願いいたします(^-^)
初期点検等でもお待ちしております。
クラフト中川店でした!