
さてさてこちらのTE37XTでバッチリ決めた64ジムニー。
オーナー様の、カスタム熱はまだまださめませんよ!
次に選ばれたカスタムは「リフトアップ」です!
こんにちは。アーバンオフクラフト鈴鹿店のエサカです。
前回のブログはコチラ!
「軽さは絶対正義!ジムニーの動きを変えるTE37XT for Jを装着!」

今回、選ばれたリフトアップキットは、
4駆老舗メーカー 4x4エンジニアリングさんの
“カントリーサスペンションキット”
歴史は遡って1970年代ごろ、当時の4x4サスペンションは
お世辞にも乗り心地があまり良くない製品ばかり。
レースでの運用を見据えた4x4用サスペンションを手に入れるためには
欧米メーカーから取り寄せるのが当たり前だったそんな時代に、
“オフロード専用の国産サスペンションを作りたい。”
そんな強い思いから作られたのがこのサスペンションの始まりなんです。
無い物であれば自分たちで作ろう!という職人魂。
ブログを書いてる途中ですがなんだか胸が熱くなってきてしまいました...(笑)
そんな熱き思いが込められたサスペンションキットを装着していきます!

青と白のコントラストで一気にカスタム感が出るのは、
カントリーサスペンションの醍醐味でもありますよね^^
ジムニーは何台か作業させていただいていますが、
気を抜かずにブレーキホース、配線等に気を付けて
確認しながら慎重に取り付けていきます。

今回は、ステアリングダンパーもセットになったキットを
ご購入いただきましたので調整式ラテラルロッドと一緒に、
ステアリングダンパーも装着していきます。
装着することにより、より安定したステアリングの動きになりますよ!

リアに関しては、リフトアップキット+ラテラルロッドと
付属のLEDヘッドライトレベライザーステーをつけていきます。
白のショックアブソーバーは作業中の汚れ等が付着しやすいので、
取付後、最後に拭き上げていきます^^

全てのパーツを取付終えたら前後のフェンダーから糸を垂らし、
出ヅラを確認していきます。
ジムニーの足回りの構造上リフトアップまたはローダウンすると
ほぼ確実にホーシングにズレが生じてきます。
せっかくカスタムしたお車ですので左右の出ヅラを均一にする為に
前後の調整式ラテラルロッドで、ミリ単位の調整をかけていきます。

左右の出ヅラが揃ったら最後の仕上げのアライメントをやっていきます。
この手のお車はハンドルセンターが中々出にくいこともあり、
一回調整しただけでは上手くいかないこともありますが念入りに調整をすすめます。

suspension:
4x4エンジニアリング カントリーサスペンションキット
前後ラテラルロッド
ステアリングダンパー
LEDヘッドライトレベライザーステー
【 ↓ BEFORE ↓ 】

【 ↓ AFTER ↓ 】

前後共にキレイに持ち上がった印象です。
メーカー公表値でもある30mm程のアップ量となりました^^
30mmと言えどその見た目の差は大きく、サイドビューも
車自体が大きくなったかのような印象になりました。

前回、ホイールセットを装着した際は純正スペアタイヤが
ついていましたが、今回はスペアタイヤレス。
リアビューがスッキリして今回装着したカンサスに視線が
いくようになっている上級テクニック...お見事です^^
鍛造ホイールと一緒に素晴らしいジムニーライフをお過ごしください!
ありがとうございました。
