
増えてきましたねぇGRスポーツ。
通常のハイラックスと比べかなりボリューミーなフェンダーが装着されていますので
皆さんサイズ感に悩んでいるのでは?
アーバンオフクラフト鈴鹿店 小林 のご提案サイズはコチラでございます。

大きなフェンダーが装着されるも、相変わらずクリアランスはタイト。
むしろ通常のハイラックスよりシビアでは?なんて思わせます。
理由は「ワイドフェンダーでボディ幅が広がっているにも関わらず、足回りを含むシャーシは基本同じだから」です。
125ハイラックスでタイヤサイズを変えると、一番最初に干渉してくる部分がマッドガードの部分。
これを取り外すなり、リフトアップするなり(正確に言うと同時に行うアライメントでのキャスター調整)
して干渉を回避していくのですが、GRスポーツで引っ込んだフェンダーにツラを合わせていく場合、
ホイールのインセットを外側に寄せていかなければならないので(ワイトレを入れるようなもの)、
スクラブ半径(詳しく気になる方は検索を!)の関係上、サイズ感が一層タイトになってくるんです。
これが冒頭の「理由は~」に繋がるんですよね~。

見た目とリスク回避を考慮したイイトコドリのサイズをセレクト。
出た分(フェンダー)やっぱりツラは攻めたいじゃないですか(笑)
ホイールはJAOS トライブクロスに丁度イイサイズがありました。
リスクゼロならば通常のハイラックス・プラド用でラインナップされるサイズに
純正外径で履くと良いでしょう。

コンケーブもかなりのモノ。
タイヤはTOYOオープンカントリーRTを合わせました。
同じく人気のグッドリッチT/A KO2よりもショルダーの立ちが若干細身(同サイズ比較)のため
タイトなセッティングの中ではこの"僅かな差"が効いてくるんです。

Wheel:JAOS TRIBE CROSS
8.0J-17in 6/139 マットガンメタリック
Tire:TOYO オープンカントリーRT ホワイトレター
ノーマル車高

純正では味気なかった足元に大きな迫力が生まれました。
タイヤとホイールという最小限の手数で大きな見た目の変化が楽しめるのがオフカスタムの良いところ。
モノトーンを基調とすることでホワイトレターが引き立ちますね。

ココ注目!
今回は外径据え置きにも関わらず、スクラブ半径の関係で
純正マッドガードを撤去しなければなりませんでした。
これがかなりキワキワで、バックや路面の状況によって・・・です(汗
これはリフトアップをせずともアライメントでキャスターを
調整してあげれば改善、更にはマッドガードを戻すこともできるかも?
個体差がありますので注意です。

ホイールのサイズに拘っただけあって迫力のタイヤツラ。
純正とは比べ物にならないくらいのドッシリ感で、
GRスポーツのフェンダーを生かし切りました。
従来のハイラックスサイズでも問題なく装着は可能です。

とてもカッコ良く仕上がりましたが、感想としては「やはり難しいクルマだな」と思いました。
タイヤ、ホイールのサイズ感、リフトアップをどうするか、それら含めてご相談ください。
仕上がりの具合や問題点、リスクを含めてご説明させていただきます。
この度はご用命ありがとうございました。
