走行時の路面との摩擦をできるだけ低く抑え、転がり抵抗を軽くすることで燃費を良くするタイヤです。近年では、いわゆる標準的なタイヤはすべてこの「エコタイヤ」と呼ばれるカテゴリーに含まれています。
タイヤは本来、路面との摩擦を生み出すことでクルマを走らせています。燃費性能を高めるために路面との摩擦を下げすぎてしまうと、今度はタイヤ本来の役割を発揮できなくなってしまいます。
こうした相反する要素をより高い次元で両立させようと、タイヤメーカー各社は今も活発に技術開発競争を繰り広げています。
エコタイヤ・
コンフォートタイヤ
燃費&コストパフォーマンスに優れる
(エコタイヤ)
ダンロップ/LE MANS V+(ル・マン ファイブ プラス)
エコタイヤの主な特徴
- 材質やタイヤパターンを工夫し、転がり抵抗を軽減
- タイヤの軽量化による転がり抵抗の低減
- 摩耗が少ない材質を組み合わせ、寿命が長持ち
Craftおすすめタイヤ
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ENASAVE(エナセーブ)EC204
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NANOENERGY(ナノエナジー)3+
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BluEarth(ブルーアース)GT AE51
参考価格帯(4本セット/工賃別)
14インチ(軽自動車用155/65R14) | 28,000~60,000円 |
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15インチ(普通自動車用195/65R15) | 46,000~70,000円 |
16インチ(普通自動車用205/55R16) | 60,000~130,000円 |
乗り心地の良さをとことん追求
(コンフォートタイヤ)
コンフォートタイヤとは、高い静粛性と乗り心地を重視して設計されたタイヤです。特殊なゴム混合物と先進的なトレッドパターンを採用することで、路面との接触音を最小限に抑えつつ、振動を吸収します。また、タイヤの側面はしなやかに作られており、路面状態の良くない道でも衝撃を柔軟に吸収し、滑らかな乗り心地を提供します。
さらに、摩耗にも強く、長期間にわたり高い性能を維持できるように設計されています。
ブリヂストン/REGNO GR-X Ⅲ
コンフォートタイヤの主な特徴
- しなやかさとグリップ性能を両立しつつ、より高い静粛性を実現
- ウェット性能をさらに強化し、雨天運転時の安全性を向上
- 市街地から高速走行まで、安定した姿勢を維持するハイグレードな構造
Craftおすすめタイヤ
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ADVAN(アドバン)dB V553
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VEURO(ビューロ)VE304
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PRIMACY(プライマシー)4+
参考価格帯(4本セット/工賃別)
14インチ(軽自動車用155/65R14) | 32,000~60,000円 |
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15インチ(普通自動車用195/65R15) | 52,000~100,000円 |
16インチ(普通自動車用205/55R16) | 68,000~150,000円 |
車高の高いクルマをより安定させる
(ミニバン・ワンボックスタイヤ)
トヨタ・アルファードやノア、ヴォクシー等、比較的重い車体と多人数乗車に対応するための耐久性と安定性を狙って開発されたタイヤです。タイヤは特にサイドウォールが強化されており、車体のロール(横方向の傾き)を抑え、同時に重さによる偏摩耗を防ぐよう設計されています。また、トレッド面積が広く、路面との接地圧を均等に分散させることで、優れたグリップ力と制動性能を発揮します。
コンフォートタイヤやエコタイヤと同様、燃費効率を考慮して転がり抵抗が低減されており、燃費性能を高めている他、耐久性にも優れています。
TOYO TIRES/TRANPATH mp7
ミニバン・ワンボックスタイヤの
主な特徴
- サイドウォールが強化され、車体のロールを低減
- 比較的重たい車体をしっかり支える強度
- 接地圧を均等に分散させて偏摩耗を抑える
Craftおすすめタイヤ
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TRANPATH(トランパス)mp7
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ENASAVE(エナセーブ)RV505
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BluEarth(ブルーアース)RV03
参考価格帯(4本セット/工賃別)
15インチ(普通自動車用195/65R15) | 50,000~90,000円 |
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16インチ(普通自動車用205/60R16) | 60,000~110,000円 |
18インチ(普通自動車用235/50R18) | 90,000~170,000円 |