次世代オールシーズンタイヤのシンクロウェザーが気になる方へ。
オールシーズンタイヤは氷の上では止まらない。
これが今までのオールシーズンタイヤの常識でした。
この常識が覆るとして話題となっている
新商品のオールシーズンタイヤのシンクロウェザー、
今回はこのシンクロウェザーの試走会へ行ってきましたので
その感想をお伝えしていきます。
早速ですが今回の試走は、
ダンロップのスタッドレスタイヤの
ウインターマックスWM02と、
オールシーズンタイヤのシンクロウェザーの乗り比べとなっていて
同じ車種に同じサイズのタイヤを装着し、
スケートリンクを走るというものでした。
ちなみに走行したスケートリンクはこちら。
今回の試走会は撮影NGでしたので文面のみの
お伝えになりますので、ご了承ください。
まずはウインターマックスWM02の試走から行いました。
ダンロップさんのコース作りが尖っていて、
スケートリンク上に水までしっかりとまかれていて
路面はツルツル・・・
正直スタッドレスタイヤを履いていても
走りたくないと思うような路面状況での走行です。
まずはスタッドレスで走行しました。
感想は正直スタッドレスを履いていても
絶対に滑らないという訳ではないのですが
しっかりと踏ん張ってくれました。
そして本命のシンクロウェザーの走行です。
コースでは直線を走り抜き、
一気にブレーキをかけていく所から始まります。
スタッドレスでは止まるまでに11m程の
制動距離(ブレーキをかけてから止まるまでの距離)でしたが、
シンクロウェザーでも制動距離は同じ11mでした。
続いてスラローム走行です。
スラロームとはS字が続くコースの事を指します。
ここでもスタッドレスと同等のグリップ力を発揮してくれました。
更に左右の揺れへの安定感も感じる事が出来ていて、
アクティブトレッドのハイレベルな性能に驚かされました。
感想としては氷上性能はスタッドレスタイヤと同じといった印象。
しかしオールシーズンタイヤって夏タイヤに分類されるので、
ここでスタッドレスタイヤと同じ性能を発揮するって事が
とんでもない事だという事が伝わればと思います。
長い話になってしまいましたが、
こと氷上性能についてはシンクロウェザーは
既にスタンダードなスタッドレスタイヤと比べ
同等性能に近い感覚で走行出来るオールシーズンタイヤ。
この認識で良いかと思います。
本当に次世代を感じるタイヤでした。
次回は乾燥路面の走行での感想をお伝えしたいと思います。
それではまた次回のブログもお楽しみに。
クラフト一宮店でした。