FC1シビックってカッコイイですよね。
クラフト各店でもFC1やFK7などドレスアップのブログがたくさんあり
そのポテンシャルが伺えます。
さて、そんな話題の新型車をいきなりフルカスタムしよう!
というのが今回の趣旨。こんにちは、クラフト鈴鹿店の小林です。
納車前にも何度か足を運んでいただいて、ホイールの構想をご相談いただきました。
「あのブランドのこのサイズが履きたい」と到達点が明確にあったわけで、
そうなると車高はこのくらいで、キャンバーも必要そうだし、それならここの車高調かな、
とゴールに向かってスタート。
もともと海外発売だっただけに、デザインもソレと分かるサイドフォルム。
雰囲気が日本車と違う分、その雰囲気を活かしてカスタムしていきたいですね。
車高調はRSRベストi。
「あれ?」とお思いの方、それはとりあえず置いておきましょう(笑)
今回、お望みのホイールを履くに履くために必要だったのがローダウン量とキャンバー。
ローダウン量は各メーカーさほど変わらなかったのですが、キャンバーとなると
話が違ってきます。見ての通り、フロントが差し込み式の形状となっていますので
ボルトやガタでのキャンバー調整は不可となるシビック。
アッパーはこの通り固定。そりゃそうです、そういう足回りですから(笑)
しかし、RSRであれば目的のキャンバーをつけることができるんです。
そのカラクリはあまり表沙汰で説明しないので、必要な人が必要な時に使うところ。
RSRのアッパーは逆付けすることでキャンバーをつけることができます。
(一部車種)
しかしながら微調整はききませんので倒すかどうかの二択にはなりますが、
今回はどうしてもソレが欲しい。ここにお客様と目をつけたのです。
今はまだ見慣れない光景でしょうか。
フロントにしっかりとキャンバーをつけることができました。
リアは過度ではありませんが、車高が落ちればナチュラルキャンバーがつきます。
アライメントの前に想定サイズを仮履き。
うん、これは予想以上に良いサイズを入れることができそう・・・
そこから話が更に具体化していき、最終的には当初よりも1Jも太いサイズをオーダー
したのですが、それはまた次のお話。
それにしてもこの想像以上のキャパたるや・・・やるな!FC1シビック(笑)
最後は3Dアライメントで数値を整えます。
多少のガタを利用してキレイな数値が揃いました。
思ったよりもフロントが寝たのでリアのキャンバーを追い越してしまうのでは?
と懸念していましたが、前後差1度程とまさに理想の見た目。
一先ずベースが完成です。
新型車種ですからまだライトなドレスアップが多い中、
最終到達点を見据えてのカスタム。
サイズも手探りではありましたが、結果オーライです。
このセッティング、めちゃくちゃ凄いサイズが入ると思いません?(笑)
さて、どのメーカーのどのホイールをどんなサイズで履くのか・・・
完成お披露目は6月の予定です。
クラフト鈴鹿店でした!