今回ご紹介させて頂くのは乗り味がどうも悪くなってきたとご相談を受けたこちらのお車
トヨタ 50エスティマ（GSR55W)
既にRAYS グラムライツ57FXXの限定モデルCJスペックとHKS S-styleCで
スポーティにキマっている50エスティマ
距離も伸びてきたせいか乗り味っがかなり悪くなってきたとの事からご相談を受け
点検ついでに足回りをのぞかせて頂いたところ・・・
ご覧の通り画像はリアショックになりますがオイル漏れ等もかなり酷い状態
ここまでの状態になってしまっていると確かにショックとしての機能ははたされませんね
今回は再び乗り味を取り戻すためにリフレッシュさせて頂きます
HKS S-styleC 2018
今回リフレッシュに使用させて頂いたのは今年の春にリニューアルされた
HKS S-styleC 2018モデルに交換させて頂きます
旧モデルとの変更点はこんな感じです
・ハイグレードダンパーオイルの採用
スポーツダンパーとしても好評のMAX4シリーズに採用されているオイルを採用したことで
夏場や高負荷連続走行時等の熱ダレに強く安定した減衰力を発揮
・PSVとM4Pの採用
PVSを採用したことでピストンスピードの遅い領域や早い領域での
減衰力の立ち上げと不要な減衰力をカットし高次元でバランスを確保
MAX4シリーズに採用されているM4Pピストンを採用との相乗効果でより上質な乗り味を実現
・新型バンプラバーを採用
バンプラバーのバリエーションを増やしたことで最適荷重特性のバンプラバーを選択できるようになり
大きな入力があった際の突き上げ感やバンプタッチごの跳ね返りを低減し快適な乗り心地の実現
・サイレントチューブとスプリングインシュレーターの標準採用
旧モデルではオプション設定になっておりましたが直巻きタイプのスプリングに標準装備し
異音発生のリスクを低減
・3年6万キロ保証
旧モデルは2年4万キロという保証でしたが1年2万キロ伸びています。
長々た説明させて頂きましたが要約すると
1：以前よりもしっかりとした乗り味になった
2：保証期間が伸びた
3：異音対策も更に強化された
この三点がかなり力を入れて強化された点になります
交換前
交換前のフロント
交換前のリア
見ての通りかなり傷んでいるのが分かりますね
オイル漏れはもちろんですが、アッパーのサビ等も異音の原因となりやすいので見過ごせないですね
丁寧に外して交換させていただきます。
外した旧モデルのS-styleCはこんな感じになっていました
交換して乗り味の向上は間違いなさそうですね
今回はリフレッシュ目的が一番でしたが、オーナー様のご要望で
交換前よりフロントをもう少し下げたいとの事で交換前よりもフロントを約10㎜ダウンで
前傾姿勢になるように仕上げさせて頂いております。
もちろん車高等のセッティングが完了後には仕上げのアライメント調整をさせて頂き完成です
この度はご利用いただきありがとうございました。
あれから乗り味等は問題ないでしょうか？
また点検等もお待ちしておりますのでよろしくお願いします。
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