9月18日はクラフト鈴鹿サーキット走行会が開催されます。
昨年は台風15号接近の影響で大雨でしたが・・・
今年は台風16号の動きが気になります。今のところ予報は曇り時々雨ですが・・・
前回の続きのようですが、雨の日のサーキット走行で注意すべきポイントってご存知ですが?・・・大半の皆さんには縁の無い話ではありますが・・・
その一つがサスペンションが調整式なら柔らかくする事です。
車高調など社外品のサスペンションは減衰力調整など調整機構が付いている物も少なくありません。この調整機構は、本来、乗り心地を調整するための物ではないんですよ(笑)
晴れた日=ドライ路面に比べると、雨の日=ウエット路面の方が、滑りやすくグリップは低くなりますよね。つまりコーナリングなどで発生するGが低くなるという事です。
サスペンションの変更無しでコーナリングGが低くなると、サスペンションの沈む量が小さくなります。つまり姿勢変化の量が変わってしまうという事です。本来、サスペンションは姿勢変化に対して最適なアライメントになるように設定していますので、姿勢変化量が変わると最適ではなくなってしまうのです。
そこで、雨の日などGが低くなってしまう場合にはサスペンションを柔らかくして対応します。
また、車高を少し上げてストロークを大きくする事も有効です。もちろんアライメントが変化しますので再調整が必要ですが・・・
さて、サーキット走行ではなく一般の走行でも同じ事が言えます。調整機構の付いたサスペンションなら、雨の日や滑りやすい路面で柔らかくしてみると、その性能を有効に発揮できますよ。
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