■車高調交換時期の目安となる3つのポイント
車高調ユーザーの皆さんなら車高調の交換時期、リフレッシュ時期っていうのは気になるはず。
常に可動している部分ですから永遠では
ありませんね。本日は作業のご紹介と同時に
気になる交換時期の目安を合わせて解説していきましょう。
こんにちは、クラフト鈴鹿店の 小林 です。
■ポイントその1 異音、突き上げの悪化
20アルファードのお客様より車高調買い替えのご相談をいただきました。交換のタイミングで
まずなにより分かり易いのが断続的な異音、
サスの軋み音、突き上げの悪化ですね。
装着してからの年月、走行距離数と照らし合わせれば
何となく「あぁ車高調だなと」思うハズです。
そんな予感がしたらまずご相談ください。
■ポイントその2 車高が下がった気がする
ふと「あれこんなに低かったかな」とか「いつも擦らない段差で擦る」とか、
そういうのもあるあるです(笑)
使い込めばショックのオイル粘度も落ちますし、
スプリングもヘタります。
機能部分が劣化すれば車高も自然と下がるんです。
■ポイントその3 目視で分かる痛み
ホイールを取り外せば車高調が見えますのでそこでも交換時期の判別が可能です。
異音や乗り心地が悪化の大きな要因を丸で囲んでみました。
赤丸・・・ベアリングの磨耗
青丸・・・伸縮運動、線間密着によるスプリングの痛み
緑丸・・・ダストブーツ破損
その他・・・オイル漏れ
足回りの構造によって異なる場合はありますが
大体こんな感じ。どの車高調メーカーでも使い込めば似たような
症状が必ず出てきます。
それら体感となる部分を感じて、また目視での
違和感を経てご相談いただくと大体その通りです。
ただこれは車高調だけが経年劣化していくのではなく、
純正パーツ、ブッシュも年数に順じて同時にジワジワと
劣化していきますので、症状が音や現れなかったり、
微々たる目視の差しか生まれなければ
見過ごしてしまっているケースもあります。
今回は"下げ幅重視のBLITZ"から
"柔らかさを重視したTEIN"へシフト。
同じアルファード用でもメーカーによって
かなり形が違いますよね。BLITZは車高や
太履きの場合にアドバンテージがあり、
単筒式、直巻きバネとスリムなブラケットが
ポイント。TEINのフレックスシリーズは
純正と同じ複筒式にタル型バネでマイルドな
乗り味がポイント。ただし最大下げ幅は
BLITZに及びません。
ご要望としては
「現状の車高キープで異音を解消」。
BLITZではリアの下げ幅がまだ20ミリ程
余裕があったのに対し、TEINで合わせるには
全下げのセットとなりました。
このように同じ車種でもメーカーやブランド
によってその意図や目的が全然違います。
オーナー様の「どういうふうにしたいか」が
非常に重要となってきますね。
こういうご相談は大歓迎です。
最後は3Dアライメントで数値を整えれば
リフレッシュ完了です。
ヘタリが解消された分数ミリの誤差は
ありますが、前仕様に近い車高まで持って
いけました。新品の足回りは気持ちいいですね!
前述通り、同車種でもメーカーによって
形や仕様が大きく異なります。これらを踏まえ
車高調から車高調へ交換する場合、
一部純正パーツを必要とするメーカーも
あるため特に注意が必要です。
以上、車高調交換時期の目安となる
3つのポイントでした。
長く乗り続けるには必須のメンテナンス
ですね。オーナー様、ありがとうございました。
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