
ZR-Vと言えばクラフト鈴鹿店。
ツライチ太履きと言えば久々登場ワタクシ小林?(笑)
本日は某様より「ZR-V(自称)ファイナル仕様」
をご用命いただきましたのでご紹介させていただきます。

ZR-Vに乗り替えて今回で早くも3足目となります。
車高調化から仕様変更と共に車高やキャンバーを煮詰め
それぞれの仕様全てで今できる限界を狙ってセッティングさせていただきましたが
その集大成となるのが今回の仕様変更。

レオンハルト ヘリテイジライン バイファルグランデ 21インチ
新作として発表された時に「これだ」と一目惚れされたようですが
その気持ち分かります!ご相談、見積もりから最後は私の後押しもあり?(汗)
21インチ化と相成りました。

高級感漂うカバードキャップに合わせたのは標準のセンターオーナメントではなく
シンプルな差し色としてセレクトした伝統鎧ロゴのブラックタイプ。
バイファルのクラシカルなディテールにはこのキャップデザインが抜群に似合うと思います。

タイヤはお客様のご要望を聞き出しつつ銘柄とサイズを決定。
通常なら245幅を組みますが、経験からLu2の細身なショルダーとそこから成る
キレイな引っ張りがイメージできましたので、ギリギリのフェンダークリアランスと
分かっていながらも最後は「太いは正義」を選んでしまいました(汗
お客様のご理解と歴代の仕上がりを信じていただいたからこそです。

足回りにもしっかり手を入れていきます。
フロントから、リアからの見た目はもちろん、
ZR-Vってサイドの見え方のバランスが凄くムツカシイ車だと思うので、
特にそのポイントにおいて車高と見え方の天秤がけを拘りました。

車高が決まったら最後はアライメントで総仕上げ。

Wheel:レオンハルト ヘリテイジライン バイファルグランデ
9.0J-21in(リバース) 5/114.3 セラミックシルバー
Tire:TOYOトランパスLu2 255/35R21
トータルリセッティング

↑↑↑BEFORE ↓↓↓AFTER

21インチでリバースリムというのが決定打。
この手のデザインは小径に多いですが、さすが現代風にブラッシュアップされている
新作ということもあり、大口径への全振りもこれでもかと似合います。
ディスク形状もドーム型でなく極フラットで、細かいメッシュながらも上品に伸びるスポークが
『バイファルグランデ21インチリバースリムの"見え方"』の真骨頂。
いやいやそしてそしてセラミックシルバー、ですよね~。

2ピースに比べ圧倒的に難しい3ピースのサイズ選びですが
ディスクマッチングとリム感の関係性をしっかり把握できれば・・・この通り。
S/W工法でのリムの強調感もヘリテイジラインシリーズならでは。

今回の見どころ"255幅"に合わせたホイールの太さは9.0J。
インナー計測によって9.5Jもいけることは分かっていましたが
何でも太ければイイっていうものでもなく、
要は「コンセプト」とそれを「イイ」と思わせることが大事。
それがタイヤとホイールの太さのバランス。
これ仕上がりにかなり作用するんです。
上の写真、めっちゃエエ感じでしょ?
私の中の裏コンセプトとして"大人のユーロテイスト"を設定していて
9.5Jだとちょっとヤンチャ感が引っ張りに出過ぎると思ったんですよね~。
お客様にも「お任せします」といただきましたので私の好みを詰め込んでしまいました(笑)

最終仕様もシビレる一台に仕上がりました!
いつもご用命ありがとうございます。
ZR-Vのご相談はクラフト鈴鹿店へ。
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