こんにちは、鈴鹿店オデッセイマイスターこと河北です。
今日は僕のドレスアップ観を少々語りたいと思います。
ドレスアップをされる方は少なからず自分の意思をもってされると思うのですが、そのベクトルというものは人によって様々です。
ドレスアップとは。
僕の場合はまず「誰よりも目立ちたい」というものが根底にあります。しかし、確固たる自分の信念をもってドレスアップをし続けるというのは非常に難しい。流行りに流されることなく、例え時代が追いついていなくても、揺るがない心の強さ。
僕も決して強くはない人間なので、そういう迷いのある時は車は触りません。一度車と距離を置き、心にリセットをかけてまた車と向き合います。リスタートするときは必ずこの言葉で自分を奮い立たせるのです。
「このクルマはもう一人のボクだ」
結果、良いドレスアップに繋がると思っています。
心構えからのスタートとなってしまいましたが、僕が手掛ける歴代の愛車のコンセプトはずばり「過激なシンプル」。純正然とした自然なフォルムに足りない要素を激しく足しこみます。ここでいう激しいというのはボリュームのあるエアロや迫力のマフラーではありません。あくまでポイントを抑えた足し算、そう、ドレスアップの基本中の基本、足回りです。
お洒落は足もとから。
よく耳にする言葉ですが、僕はドレスアップも同じだと思います。足もとから始まり、足もとに終わる。でも、普通にローダウンし、定番サイズのホイールを履くのは僕のコンセプトではありません。不要な部分は飾らない。けれども基本の部分にはキッチリ、そして過激に足しこむ。これによって車のフォルムは９割完成すると思うのです。
車を普段の足としてだけ考える方、ドレスアップにあまり興味がない方、そして僕みたいな車好きな方など、世の中には車に対する様々な価値観があります。否定は致しません。自動車本来の目的は、人間の生活をより良くするもの。でも、僕みたいな熱い男がいることも忘れないでください。
以前のブログで18万キロもドレスアップライフを共にしたＲＢ1オデッセイに別れを告げたと報告しました。別れ際はものすごく寂しかったのですが、この度、新たな相棒が納車されました。これからはこの相棒と喜びや苦を共に歩んでいこうと思います。
お披露目までもう少し・・・
PHOTO：オデッセイマイスター河北
撮影協力・Special thanks：ＫＢ
