
水面下で囁かれるVAB WRXの10J履き。
流行の9.5J履きは我ながらブームを作った感が実はちょっとだけあるのですが(笑)
そんなワタクシとしても避けては通れぬ"WRX 10J履き"のご用命。
しかもタイヤも265幅とくりゃワクワクしかありませんね!
超ご遠方からのご相談でしたので、抜かりなく車両のチェックを行いました。
クラフト鈴鹿店の小林です。

ほんと、これを完成形と言わずして・・・という感じですが(汗
VOLK G025の9.5J履きはウチでも人気のセットメニュー。
でもあれ?でも良く見るとフェンダーに余裕があるじゃないですか?
秘密は後述。それではメインディッシュのご紹介といきましょう。

■RAYS VOLK TE37SAGA S-Plus
ドレスアップ観点から、見た目で引き合いが多いG025からの変更は
ストイックなスポーツモデルのご存じTE37。
皆さんのファースインプレッションをワタクシが代弁しましょう。
「これGTRが履くようなやつやん?」じゃないでしょうか?(笑)

それもそのハズ。10Jの強烈なフェイスも然ることながら
負けない迫力なのが265幅のポテンザRE71RS。
通常なら引っ張ることが多いこのセットアップですが
今回はトラックスタンスよろしくってことでショルダーを四角く立てて履く!

現仕様のG025は19インチの9.5Jに255幅のネオバ。
仕様変更では18インチの10Jに265幅のポテンザ。
幅、扁平、銘柄で同じハイグリップタイヤながら印象がかなり変わりますよね。
それでは、兎にも角にも装着していきましょうか。

いや、これは参った(笑)
見てください、真後ろのこの迫力。
通常よく使用される245幅から2サイズ幅を上げた265幅で
こうも見え方が違うのかと。
ワイドアンドローの体現ですね。

安心するのはまだ早いです。
太履きのクリアランス確認は慎重に。
ご相談時にフェンダーのインナー、アウターを仮想サイズから
徹底的に計算したこともあって想定通りの神クリアランス。
フロントはピロアッパーということもあって割と余裕でしたが
VAB WRXでサイズを突き詰めるとやはりリアが難所となりますね。

ここから仕上げのリセッティングスタート。

最後は3Dアライメント。
ツラもそうですがバンプも想定し、キャンバー、トゥをシビアに且つ
見た目もキレイな数値に整えていきます。

Wheel:RAYS VOLK TE37SAGA S-Plus
10.0J-18in 5/114.3 MMカラー
Tire:ブリヂストン ポテンザRE71RS

ブログサムネにもなっているこちらが今回至高のワンショット。
「幅で言わしたったわ」って感じの三重弁でニュアンスを伝えたい(笑)
265幅とフロントキャンバーの魅惑の相乗効果。
もちろん見た目だけじゃなくハイスペックなタイヤとホイールですので
ハイパワーをこれでもかと存分に受け止めてくれますね。

ストロークを確保し、全開で走れる車高。
この状態でいっぱいのツラと幅を詰めていくのがトラックスタンス。
真横からでもハッキリと分かるコンケーブフェイスがサイズを物語ります。
そりゃそうです、普通じゃ付かないサイズですからね。
お気づきの方もいるかと思いますが・・・秘密はコチラ。

フロントは純正形状で違和感がまるで無い造形の社外フェンダーを装着済み。
(クラフトでエアロの取付は行っておりません)

リアは車検対応の後付けフェンダーに加え、
インナーカバー処理とツメ切り加工がされており、
こんなパツパツで四角いタイヤセットながら気持ち良いほどキレイなストロークを実現。

フロントは当たり前ですが全切りOK。
ただ太い265幅ってだけでなく、ポテンザRE71RSというのが魅せポイントですよね。

「全く同じように」は少し敷居の高い1台となりましたが、
なるべくしてなった10J履きの完成形ですね。
ご遠方よりご用命ありがとうございました!

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