URBAN OFF CRAFT浜松店です★
本日ご紹介しますのは
TOYOTA 150系 後期 プラド

本日のご相談は
サス交換をしアライメントを施工していないので、気になるので見て欲しいとの事でご来店頂きました。
特に大きな、症状は無く、真っ直ぐ走っているので問題なさそうですが
サス交換したので念の為見て欲しい、そんなお悩みでした。

実際、測定してみると、やはり大きく数字にずれが有ります。
下の画像で解説していきます。

まず、上段にキャンバーと記載されていますね
ココの角度はタイヤが内側に倒れている角度を指しています。
左+0.35 右+0.30
この数字ですと、タイヤが外側に立っている状態
逆ハの字状態です。

次にキャスターです
ココの部分は車によっては調整出来ないお車も有りますが
プラドの場合は調整可能です。
口で説明するのは難しいので
図で説明しますね

キャスター角が大きくなると,ハンドルの直進に戻ろうとする力は,大きくなり。
ただし、その反作用として,ハンドルがおもくなるという欠点があります。
逆に,キャスター角が小さいと,ハンドルの直進に戻る力は小さく,直進安定性が悪くなる傾向にあります。
鉛筆やボールペンなどを指先で押さえて立ててみて、倒していくと(キャスター角が大きくなる)
自然と先は倒した方向と逆に滑っていきますよね?コレが直進方向です。
最後にトゥです
ハンドルを真っ直ぐにした時のタイヤのずれを表示しています。
現状 左+0.48 右+0.20
これは、超絶乙女フット状態です(笑
簡単に言うと超内股状態ですね。

この状態を放置しておくとタイヤの減り方に違いが出るだけでは無く、磨耗速度も速くなり
尚且つドライブシャフトやサスペンションに大きく負担が掛かり、故障の原因にもなります。
見た目には大きな変化は有りませんが、機能面には大きな変化が出てきます。
逆に、アライメントをしっかり調整しセッティングすることで、走行にワンポイント加える事が出来るので
直進安定性があがったり、コーナリングの操作がしやすくなったり、ご自身の好みにセッティングする事も出来ます。
この数字を店長寺田の神の手で綺麗に調整していきます。

基本的に使用する工具は限られていますが
車種によって使用する工具も違う為、車種によって工具を使い分けて
調整していきます。

調整作業が完了すると。
最後にもう一度キャスター測定し最終チェックをして行きます。
そこで、ずれが有れば再度調整して、確認していきます
数値が合うまでこの作業を繰り返していきます。

問題の無い事が確認できたらアライメント作業の完了です★
簡単に調整できるお車から、難易度の高い、お車まで車種によって調整方法は違いますので
作業時間は車種によって異なりますので、気になっているお客様は一度ご連絡下さい。

基本的にご予約制ですが
当日、飛び込みの作業でもPit状況に応じて受付できますので
お気軽にお問い合わせ下さい★
車検ではアライメントまで施工する所は少ないので、タイヤ交換やサスペンション交換の際は
必ずアライメントをされる事をオススメします★