ローダウンもリフトアップも施工後は必ずアライメントを!
こんにちは!URBAN OFF CRAFT浜松店奥田です^^
本日のご紹介しますお車はコチラになります(∩´∀`)∩
車種
JLラングラー RUBICON
施工内容
リフトアップ施工後、ハンドルセンターのズレやトラクションコントロールの警告灯が付いてしまったので
何とかして欲しいとのご用命でした。
お話を聞くと、リフトアップした後アライメントは取っていなかったことも有りタイヤの向きが大きくズレて居ました。
初めに全体の足回りの状況を確認していきます。
右フロントを確認すると外側に向かって大きくズレています。
左側のタイヤは内側に向かってズレています。
右側に比べると左側はそこまでズレては居ませんが、これはかなりハンドルや走りに影響が出そうですね。
リア側はアライメントでも調整できないので、左右のズレが出ていないか確認していきます。
リフトアップすると、ラテラルロッドが突っ張るのでどうしても片側にタイヤがズレてしまいます。
このズレやラテラルの角度が高くなってしまうとロールセンター位置が定まらず走行に支障が出てきます。
右側のタイヤを計測して行きます。
糸を垂らして出面を見てみると右側は少しフェンダーより内側へ入っています。
左側は完璧にタイヤへ干渉しています。
これは車体やフェンダーの個体差も有りますが左へタイヤがズレている事を意味します。
因みにフロント側は左側は内側に入り、右側は外へはみ出していました。
フロントとリアで交差するようにズレているので、これは真っすぐ走りませんね。
ハンドルのセンターを見てみるとこれだけのズレが出ていました。
これはオーナーさんも大分走りにくかったでしょう。
初めにフロントの作業を進めて行きます。
糸を垂らしながら、ラテラルロッドを回して左右の差を埋めて行きます。
調整しては一度お車を動かして、出面を確認して左右の差が無くなるまでこの作業を進めます。
誤差が殆どなくなった時点でようやくアライメントを施工するスタートラインに立ちます。
本来なら、リアも同じように調整を行いフロントの調整を行うのですが今回のお車はリア側には調整式の
ラテラルロッドは入っていなかったのでフロントのみの調整で合わせて行きます。
この調整を行っただけで、これだけハンドルのセンターが回復しました。
ラテラルロッドを回した量から考えると、かなりズレていましたね。
ココでようやくセンサーを取り付けアライメントを施工していきます。
その後、フロントの数値を綺麗に合わせて試走を行い完成です。
最初に乗車して確認した動きとは大きく変わり、走行安定性もぐっと良くなりました。
リア側の動きはラテラルの調整が出来ない事も有り若干の違和感が有る事はお伝えさせて頂き
もし、まだ気になる場合はパーツ交換を行い再調整をさせて頂きます。
サスペンションはちょっとした変化で動きが大きく変わるケースが有ります。
何か部品を交換したり、外傷を受けた場合はアライメントを必ず取ってくださいね。
お車を大切に長く乗る秘訣です(笑)
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