クルマを使ったアウトドア趣味では、たくさんの荷物をどう積むか、が課題のひとつになりますね。
荷物を車内にたっぷり積んだら乗れる人数が減ってしまうし、乗車定員いっぱいまで乗ったら今度は荷物が載せられない。
あるいは、サーフボードやスノーボード、自転車など、車内に載せにくいアウトドアギアを載せたいというニーズもあるでしょう。
そうした課題をバッチリ解決してくれる頼もしいアイテムが、ルーフラック(ルーフキャリア)です。
さらに、アウトドアらしいルックスにもなるため、ドレスアップとしての効果も期待できます。
まさに、いま注目のアイテムです!
◆ 目次
・ルーフラックはルーフ上を有効活用する便利アイテム
・ルーフラックの代表的メーカー
・プロに任せたいルーフラック取付
・ルーフラックのご相談は、クラフトの取扱店へ
■ ルーフラックはルーフ上を有効活用する便利アイテム
クルマのルーフに付ける荷載用のアイテムは「ルーフラック」または「ルーフキャリア」と呼ばれます。
この2つは、パーツメーカーによって呼び方が変わるものですので、この記事では「ルーフラック」で統一させていただきます。
基本的にはどちらも同じようなものと考えていただいてOKです。
通常、クルマのルーフはツルッとした造りですから、ノーマルのままでは荷物を載せるのに向きません。
そこで、ラック状のアフターパーツを取り付けて、荷物を載せやすくするというのがルーフラックの基本的な役割です。
ルーフラックがあれば、ロープなどで荷物を固定しやすくなるというわけです。
また、ルーフラックをベースとして、オプションやアタッチメントを付け加えれば、サーフボードや自転車など特殊な形状の荷物を載せる用途に特化できます。
この場合、ベースのルーフラックとオプション(アタッチメント)は、同じメーカーで統一したほうが、安全性が高くルックスに統一感ができてオススメです。
また、メーカーによってはオーニングやルーフテントを設定しているなど、アウトドアレジャーの可能性を大きく広げてくれるアイテムもあります。
つまり、「どのように使いたいか」に応じたメーカー選びが肝心であるということと、
将来の発展性を加味して、多彩なオプションを展開しているメーカーを選ぶことが重要なポイントです。
なお、クルマの搭載性を上げるカスタムパーツとしては、他にヒッチキャリア(クルマ後方に付けるキャリア)もありますが、手ごろさや扱いやすさ、展開の豊富さなどの面から、ルーフキャリアの方が魅力的だとご提案します。
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■ ルーフラックの代表的メーカー
さて、ルーフラックをリリースしている代表的なパーツメーカーと、それぞれの特徴をご紹介します。
FRONT RUNNER(フロントランナー)
南アフリカ発祥で、欧米、オーストラリア、中東など世界中のヘビーユーザーから愛されているルーフラックメーカーです。
また、海外の自動車メーカーのなかには純正オプションとして設定しているメーカーもあり、信頼性の高さがうかがえます。
アルミ素材で軽量なうえ、スタイリッシュなデザインも魅力のひとつです。
日本車にも多彩な車種に適合した設定があり、ルーフラックと組み合わせられるオプションは40種類以上がラインナップ。
高い信頼性とバリエーションの幅広さ、そして見た目の美しさから、今クラフトが特にオススメしているルーフラックメーカーのひとつです。
JAOS(ジャオス)
四駆乗り御用達メーカーのジャオス。さまざまな車種に向けたパーツをリリースしているメーカーです。
そんなジャオスからリリースされるルーフラックは、「JAOSフラットラック」。
コンセプトは「安心・安全の国産」「拡張性を最大限生かすために本体は質実剛健なシンプルデザイン」。
JISで規定する自動車部品振動試験や国際的基準ISO/PAS 11154に基づく工業試験も行っています。
THULE(スーリー)
1942年創業、スウェーデンのメーカーです。
北欧らしくウィンタースポーツ向けのアタッチメントが充実しているうえ、キャンプや自転車用などのキャリアをラインナップ。
さらに、カバンなども展開しています。
BUSTERS(バスターズ)ーオートフラッグス
デリカをはじめ多彩なモデルに対応するパーツを展開する、オートフラッグスによるオリジナルブランド。
ルーフラックやリアラダーなどをラインナップしています。
立体駐車場を利用しやすいよう、装着しても背が高くなりすぎないルーフラックのロープロファイルモデルなど、日本での使い勝手を考慮したラインナップは注目です。
A-x(エー・クロス)ーショウワガレージ
ジムニーカスタムで知られる老舗、ショウワガレージのオリジナルブランドです。
アルミ製であるため軽量な一方、塗装によって重厚感を両立。サビの心配は不要という至れり尽くせり。
独自設計の風防により風切音を低減しています。
ジムニーだけでなく多彩な車種への取付が可能です。
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■ プロに任せたいルーフラック取付
ところで、ルーフラックはどのようにして付けるのかご存知でしょうか。
もっともスタンダードな方法は、クルマのルーフにあるルーフレールに備え付ける方法です。
ルーフレールがそもそもこれ用のパーツですから、一番自然に付けられます。
ただし、取付には細心の注意が必要です。
走行中に外れないように、大切な荷物がしっかり固定できるように。
取付には万全の準備をして望む必要があります。
すなわち、ルーフラックだけ買ってきて、個人で取付けようというのは至難の業でトラブルの素。
専門店に依頼することが無難です。
なお、ルーフレールがないクルマでも、アタッチメントを使用することでルーフラックを付けられる場合があります。
この点も、ショップで相談するのが一番でしょう。
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■ ルーフラックのご相談は、クラフトの取扱店へ
クラフトでは、以下の店舗でルーフラック関するさまざまなご相談に対応しております。
工賃はこちらをご参照ください。
工賃目安 | |
---|---|
・普通車(プラドなど) | 30,000円~ |
・軽自動車(ジムニーなど) | 20,000円~ |
・オーニング取付 | 5,000円~ |
※装着するルーフラックの取付方法によって工賃は変動します。 |
アウトドアライフを充実させるルーフラック。
クラフト取扱店では、積極的にお客様へご提案いたします。
ぜひお気軽にご相談ください。
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